こんにちは。
今回は、一戸建ての持ち家をリフォームした体験談をご紹介します。
これから、リフォームをされる方は参考にしてください。
一戸建ての持ち家をリフォームした
46歳、男性、建設業、岩手県一関市。一戸建ての持ち家です。
祖父母、私、妻、長女、次女の6人家族での暮らしに妻の妹が出戻りで同居する事になりました。
(ちなみに私は婿養子です)
最初は、祖父母の部屋に居候していた義妹でしたが、何かと気を使うという事で自分の部屋を持ちたいと言い出したため増築かリフォームを検討してほしいとの申し出を受けました。
費用を義妹が全額持つならばOKという条件を出しましたが、貯えが少ないとの事で私に援助を申し出ましたが、子育て中という事で、安易に返事は出来ません。
そんな中、数回の交渉を経て、とある結論に行きつきました。
それは『祖父母の老後の面倒を義妹が責任を持つ』という事です。
あくまで口約束の範囲内ですが、それならばと妥協点を見つけたわけで改装の始まりです。
リフォームをした場所
現状、2階建ての木造軸組み工法の一般的な住宅です。
キッチン・リビング・和室(1階に2部屋・2階に4部屋)の所、祖父母が暮らす2階の2部屋を一旦ひと部屋にして少し平米を広げたうえで部屋に壁を作り2部屋にするという計画です。
まず、ベランダをなくして、その部分まで部屋として使おうと進めましたが、当の義妹が、もっと広く、さらに部屋数も2つ増やしたいとの要望を出してきたので、そこで計画を一旦停止し、また数回の交渉を重ねました。
当初費用は7-3の割合で私が7割負担でしたが、5-5にするならばという事で話はまとまります。
計画は再開され、2階部分に6坪ほどの部屋を増築し1階の庭の部分を駐車場として使うという風に変更されます。
何もなかった庭に柱を立てて2階部分に2部屋増築し、1階は空洞にして車を停める。
これで決定しました。
1階は駐車場として2坪程コンクリート舗装。
庭に柱を立てて、既存2階の2部屋の壁を取っ払い、そこに6畳+6畳の2部屋を追加するのです。
費用について
費用は税込み648万円と見積りが出ました。
私が建設業に携わっているため、馴染みの工務店さんに依頼し、これもまた馴染みの設計士さんと数回の打合せ後に出た金額です。
実はこの時、付き合いのある工務店さんやハウスメーカーさん5社にそれとなく打診し相見積もりを取った結果、低予算で希望により近い見積もりを出してきたのが馴染みの工務店さんでした。
決めるところは決まったので、さっそく着工です。
祖父母、私、義妹、皆の共通点が、特別なものは何もいらない、ごくごく一般的と言うか、既製品的というか、ある意味標準的な作りにしてほしいというのがこだわりであり希望でした。
工事も順調に進み、1か月ほどで完成です。
きっかけはひょんなことからで、義妹との条件はある意味老人介護ドラマのワンシーン的でしたが、無事丸く収まった感じです。
まとめ
業界に勤務する者ですら数社に見積りを取り、その違いを目の当たりにすると、一般の方はなおさら迷うのだろうなという感想を持ちました。
工務店さんなどにお知り合いがいらっしゃればまずその方に。
お知り合いがいらっしゃらなくても星の数ほど建築業はあります。
1社だけではなく5社程度に相談するのが良いと思います。
決定するにあたり、その業者さんとの相性だと思います。
なんやかんや言ったところで、感じ良く話が出来るお相手が良いと思います。