こんにちは。
今回は、分譲マンションを和室化リフォームした体験談をご紹介します。
これから、リフォームをされる方は参考にしてください。
分譲マンションを和室化リフォームした
38歳、主婦、夫と幼稚園の息子の三人暮らしです。
2年前、東京・多摩市の賃貸マンションから、現在の調布市の分譲マンションに転居しました。
今のマンションは、築25年で、間取りは3LDKです。
夫も私も地方の山間地の出身です。
2人とも、大学に通うために東京に出てきたのですが、どちらかという、都会の喧騒より、山と緑に包まれた山村の風景が二人には合っていると思います。
そうはいっても、東京で仕事をすることになったので、都会に慣れるしかないと思っています。
そのうえで、自分たちが住むスペースは、生まれ育った田舎をほうふつとさせるような造りにしたいと思い、住み始めるときに、思い切って、「和室化」のリフォームをしました。
リビングも畳の和室にリフォーム
世間一般は、どこもかしこも洋室化が進んでいる中、時代に逆行しているかもしれませんが、それは私たちの希望でした。
11帖ほどのリビングもすべて畳にしました。
そして、既存の6畳の和室に加えて、夫婦の寝室となる5,5帖の洋室も畳に。とりあえず、子ども部屋の5,7帖の部屋は洋室のままにしておきました。
リフォーム業者はインターネットで探し、評判のいいところをセレクトしました。
その業者さんによれば、私たちのように洋室を和室に変えたいという人は、高齢の方を中心に少なくないとのことでした。
ただし、高齢の方の場合は、和室に椅子のスタイルを望まれることになるということでした。
これをヒントに、私たちは、和室化のリフォームをするにしても、お客さんが来られたときに、椅子に座りたがるだろうから、掘りごたつ式を望んだのですが、さすがにマンションの造りでは無理だということになりました。
その代わりに、リビングの端には椅子を置いても大丈夫な板の間のスペースをしつらえてもらいました。
リフォームを終えて
リフォームし終わった後の、畳のいい香りは最高でした。
カーペットや板とは違って、畳はイグサの息遣いが聞こえるようで、本当に心が落ち着きました。
家を訪れる方々も、「畳の魅力に気づいた」と言ってくださる方もいます。
私たちのようにほぼ全室畳にすることはなくて、今のマンションは和室がないところもあるので、一室でも畳の部屋があると、落ち着くのではないかと思います。
あとは、畳だけではなく、壁ももともとは白い壁でしたが、畳の部屋は茶系統の落ち着いた壁紙にリフォームしました。
最後に、今回のリフォームは、板を全部剥がして畳にするという作業だったため、相当な騒音も予想されたので、上下階のみならず、両隣等、近隣の方々に丁重にご挨拶してリフォームに臨んだことは言うまでもありません。