【体験談】介護のためにリフォームをしました

こんにちは。

今回は、祖母の介護用にリフォームをした体験談をご紹介します。

これから、リフォームをされる方は参考にしてください。

介護のためにリフォームをしました

年齢は37歳で男性です。現在は転職活動中の為無職で現在は秋田県の由利本荘市という所に住んでいます。

実家のリフォームについての体験談になります。

当時、祖母が心筋梗塞になりリハビリも含め数か月入院した事がありました。

最初は半身麻痺状態でしたので退院後、歩行するのに苦労するような状態となりました。

入院時想定出来た事ですので、帰ってきてからの祖母の住環境を整える意味での工事というのがきっかけです。

父親の工務店へリフォームを依頼

工事の内容は、玄関、廊下、トイレ等に手摺を取り付ける工事と、トイレの和式便器を洋風便器への取り替え工事、トイレのフローリング張り工事、腰壁の木板張り等を行いました。

それと共に収納スペースを増やす為、勝手口の土間の部分に収納用の棚を付ける工事を行いました。

工事の費用は、総額50万くらいです。

工事業者は当時、父が工務店を営んでおりましたので、そこの会社での工事でした。

高齢者でも住みやすい家を目指して

動機が祖母の体調によるものでしたので、祖母の行動の負担を軽減する事を第一に気を付けました。

まず、廊下、トイレの手摺高を最適にしました。

立ち、座りを楽にする為、玄関、トイレはL型手摺としました。

既存のトイレは廊下から1段下がりタイル仕上げの古いタイプでしたので、歩行しやすいように廊下とフラット化し、フローリング張りとしました。

そして、タイルの腰壁、上部が塗り壁仕上げで、意匠的にフローリングと合いませんので、木の羽目板で仕上げる腰壁としました。

予算の関係で木目の塗装は個人で行うように無塗装での工事となりました。

勝手口の土間には広めのスペースがありましたが、収納力がなかった為に、もったいないなと思い棚を付けましたが、重いものを収納可能なように大工さんに造り付けで頑丈に作って頂きました。

全体的に祖母も大分不自由なく暮らせるようになったと思います。

身内だからこそ出来たリフォーム

身内の企業だから、可能だったのもありますが、在庫品やB品等の資材を使用し、費用的にも大分抑えられたと思います。

リフォームする際はまず、目的が何なのかを明確にする事が大事だと思います。

発注者側がハッキリしないと業者もベストの提案が出来ないためです。

また、やりたい工事は多々あれど、もちろん費用との相談が必要です。

やはり、やりたい工事の優先順位を明確にして、業者に伝える事だと思います。

選ぶ企業により、価格を気にする人も多いと思いますが、それよりどの部分をどのように工事するのか、リフォームに関してかかる費用はその部分の方が大きく作用すると思います。