1000万円でリフォームできること・できないこと!事例&費用相場を徹底解説

「家をリフォームしたいけど、費用がどれくらいかかるか不安…」

そんな悩みをお持ちのあなたへ。

この記事では、リフォーム費用の中でも特に気になる1000万円という予算で、どんなリフォームができるのか、詳しく解説します。

具体的には、1000万円でできるリフォームとできないリフォーム、リフォーム箇所別の費用相場、そして成功事例を、わかりやすく紹介します。

さらに、1000万円でリフォームを成功させるためのポイントも解説しているので、ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

1000万円でできるリフォーム、できないリフォームは?

リフォームを検討する上で、まず気になるのは「1000万円で一体どんなことができるの?」ということですよね。

1000万円という予算は決して少なくありませんが、リフォームの内容によっては十分な金額とは言えない場合もあります。

そこで、まずは1000万円という予算で、どんなリフォームができるのか、できないのかをみていきましょう。

1000万円でできるリフォームの範囲

1000万円の予算があれば、家の大きさにもよりますが、内装を新築のように作り変えることが可能です。

例えば、キッチンや浴室などの水回り設備を最新の物に交換したり、間取りを変更したり、床や壁を張り替えたりといった、大幅なリフォームができます。

また、マンションであれば、1000万円の予算で内装をフルにリフォームすることが可能です。

ただし、戸建ての場合、マンションに比べてリフォームする面積が大きくなるため、内装をフルにリフォームするとなると、予算が1000万円では足りない可能性があります。

1000万円では難しいリフォーム

1000万円では難しいリフォームとしては、以下のようなものがあげられます。

  • 外壁塗装や屋根工事まで含めたリフォーム
  • 築年数が40~50年以上経過している物件のリフォーム

外壁塗装や屋根工事は、建物の規模にもよりますが、1500万円程度かかる場合があります。

また、築40~50年以上経過している物件は、目に見えない部分の劣化が進んでいたり、耐震性に問題があったりする可能性もあるため、リフォーム箇所が増え、費用も高額になる傾向があります。

築年数や物件の規模によって費用は変わる

リフォームにかかる費用は、築年数や物件の規模によっても大きく変わります。

築年数が古い物件ほど、劣化が進んでいたり、耐震性や断熱性が低くなっていたりする可能性が高いため、リフォーム費用が高くなる傾向があります。

また、物件の規模が大きいほど、リフォームする面積が広くなるため、費用が高くなる傾向があります。

リフォーム箇所別の費用相場を解説

それでは、具体的なリフォーム箇所別の費用相場を見ていきましょう。

リフォームを検討する上で、どの場所にどれくらいの費用がかかるのかを知ることは、予算を立てる上で非常に重要です。

水回りリフォームの費用相場

水回りリフォームの費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム箇所 | 費用相場(万円)
キッチン | 50~150
浴室 | 50~150
トイレ | 15~50
洗面所 | 15~50

内装リフォームの費用相場

内装リフォームの費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム箇所 | 費用相場(万円)
リビング | 15~150
和室・洋室 | 20~50
和室を洋室に | 25~100
間取り変更 | 20~350

外壁・屋根リフォームの費用相場

外壁・屋根リフォームの費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム箇所 | 工事方法 | 費用相場(万円)
外壁 | 塗装 | 50~180
外壁 | 重ね張り | 100~200
外壁 | 張替え | 130~230
屋根 | 塗装 | 30~80
屋根 | 重ね葺き | 60~250
屋根 | 葺き替え | 60~300

耐震・断熱リフォームの費用相場

耐震・断熱リフォームの費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム箇所 | 費用相場(万円)
耐震 | 25~200
断熱 | 20~120

1000万円リフォームの成功事例を紹介

実際に1000万円でリフォームを行った事例を3つご紹介します。

それぞれの事例から、1000万円でどんなリフォームができるのか、イメージを膨らませてみてください。

事例①:築20年マンションを明るく開放的な空間へ

築20年のマンションを、LDKを中心に明るく開放的な空間にリフォームした事例です。

以前は、リビングが狭く、圧迫感があったため、間取りを見直し、リビングとダイニングを一体化。

さらに、キッチンをリビング側に移動させ、オープンな空間にすることで、家族のコミュニケーションが活発になりました。

また、収納スペースも増設し、スッキリとした空間を実現しています。

事例②:築30年戸建てを家族みんなが快適に過ごせる住まいに

築30年の戸建てを、家族みんなが快適に過ごせる住まいにリフォームした事例です。

以前は、老朽化が進み、寒さ対策も不十分だったため、断熱リフォームや床暖房の設置を行い、快適な住環境を実現しました。

さらに、収納スペースを増設し、スッキリとした空間にすることで、家族みんなが快適に過ごせるようになりました。

事例③:古民家を現代風にリノベーション

築100年を超える古民家を、現代風にリノベーションした事例です。

古民家の魅力である木の温かさを活かしつつ、最新の設備を取り入れ、快適な住空間を実現しました。

伝統的な和の空間を、現代の生活スタイルに合わせた、おしゃれな空間に生まれ変わらせることができました。

1000万円でリフォームするポイント

1000万円という予算を有効活用し、後悔のないリフォームを行うためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。

優先順位を決めて予算配分をする

リフォームする箇所はたくさんあると思いますが、すべてを完璧にしようとすると、予算オーバーしてしまう可能性があります。

そのため、まずはリフォームしたい箇所を優先順位で並べて、予算配分を検討しましょう。

例えば、家族みんなが過ごすリビングを優先したいのか、それとも水回りを優先したいのか、など、明確な目標を持つことが大切です。

設備や建材のグレードを見直す

設備や建材にも、さまざまなグレードがあります。

予算を抑えたい場合は、グレードを下げることも検討しましょう。

例えば、キッチンは最新式の機能満載のモデルではなく、シンプルなモデルを選ぶなど、工夫することで費用を抑えることができます。

複数の業者から見積もりを取る

リフォームを依頼する業者は、できるだけ複数社に見積もりを依頼しましょう。

業者によって、工事内容や費用が異なるため、比較検討することで、自分に合った業者を見つけることができます。

また、見積もりを依頼する際に、明確な要望を伝え、複数の業者から具体的な提案をもらうことで、より良いリフォームプランを見つけることができます。

まとめ

1000万円という予算でできるリフォームは、内装をフルにリフォームしたり、最新の設備を取り入れたり、間取りを変更したりと、幅広い選択肢があります。

ただし、外壁や屋根などの外装まで含めると、予算オーバーする可能性があります。

築年数が古い物件の場合は、外装の劣化も考慮し、予算に余裕を持って計画を立てる必要があります。

今回の記事では、1000万円でできるリフォームとできないリフォーム、リフォーム箇所別の費用相場、そして成功事例を紹介しました。

今回の内容を参考に、理想のリフォームプランを立てて、快適な住空間を実現してください!