中古住宅を購入して、自分好みの空間にリフォームしたいけど、費用が不安…そんな悩みをお持ちのあなたへ。実は、リフォーム費用は住宅ローンに組み込めるんです!住宅ローンにリフォーム費用を組み込むと、金利が低く、返済期間も長いため、無理なく返済計画を立てられます。さらに、住宅ローン減税の対象にもなるので、税金面でもお得に。賢く住宅ローンを活用して、夢のマイホームを実現しましょう!
目次
住宅ローンにリフォーム費用を組み込むメリットとは?
住宅ローンにリフォーム費用を組み込むメリットは、大きく3つあります。
金利が低い!住宅ローンよりも金利が低い場合が多い
リフォーム費用を別途リフォームローンで借りるよりも、住宅ローンに組み込んだ方が、金利が低くなるケースが多いです。なぜなら、住宅ローンは住宅を担保にするため、金融機関にとってリスクが低いためです。リフォームローンは住宅を担保にしないことが多いので、金利が高めに設定されていることが多いのです。
例えば、リフォーム費用が500万円で、リフォームローンで借りると金利3%、住宅ローンで借りると金利1%の場合、10年後の返済総額は、リフォームローンだと約579万円、住宅ローンだと約525万円になります。住宅ローンの方が約54万円も少なく済む計算になります。
返済期間が長い!無理なく返済計画を立てられる
住宅ローンは、リフォームローンと比べて返済期間が長く設定されていることが多いです。長い返済期間で借りられるということは、毎月の返済額が少なくなることを意味します。そのため、家計への負担を軽減し、無理なく返済計画を立てやすくなるメリットがあります。
住宅ローン減税が適用される!税金面でもお得
住宅ローンを利用してリフォームした場合、リフォーム費用も住宅ローン減税の対象になります。住宅ローン減税とは、住宅ローンを利用して住宅を購入したり、リフォームしたりした場合に、所得税が減額される制度です。
住宅ローン減税の対象となるには、いくつかの条件があります。例えば、リフォーム後もその住宅に居住していること、リフォーム費用が100万円以上であることなどです。詳しくは、税務署や不動産会社、金融機関に確認しましょう。
住宅ローンにリフォーム費用を組み込む方法
住宅ローンにリフォーム費用を組み込む方法は、主に3つあります。
リフォーム一体型住宅ローンを利用する
リフォーム一体型住宅ローンは、住宅購入資金とリフォーム費用をまとめて借りられるローンです。住宅ローンとリフォームローンを別々に借りるよりも、金利が低く、手続きも簡単なのでおすすめです。
ただし、リフォーム一体型住宅ローンを取り扱っている金融機関は限られています。また、リフォーム内容が限定される場合もあります。例えば、耐震性や省エネルギー性などを向上させるリフォームが対象となることが多いです。
中古住宅購入時にリフォーム費用を含めて住宅ローンを借りる
中古住宅を購入する際に、リフォーム費用も合わせて住宅ローンを借りることもできます。この場合、住宅購入費用とリフォーム費用を合計した金額で審査を受けます。
住宅購入とリフォームを同時に行うので、計画的に進める必要があり、事前にリフォーム内容と費用をしっかり見積もることが重要です。
住宅ローンを借り換えてリフォーム費用をプラスする
すでに住宅ローンを組んでいる場合でも、借り換えの際にリフォーム費用をプラスすることができます。借り換えとは、現在の住宅ローンを他の金融機関の住宅ローンに組み替えることです。
借り換えによって金利が低くなることが多いので、返済額を減らすことができます。ただし、借り換えには手数料などがかかるため、事前にシミュレーションをして、借り換えがお得かどうかを確認しましょう。
住宅ローンにリフォーム費用を組み込む際の注意点
住宅ローンにリフォーム費用を組み込む際には、いくつかの注意点があります。
審査が厳しい!収入や返済能力が重要になる
住宅ローンは、リフォームローンよりも審査が厳しい傾向にあります。特に、リフォーム費用を含めて借入する場合は、審査がより厳しくなります。
審査では、年収や年齢、勤務状況、借金などの情報がチェックされます。また、リフォームする住宅の価値も評価対象になります。
そのため、収入が不安定な方や、すでに多くの借金がある方は、審査に通らない可能性があります。事前にしっかりと準備をしてから、ローンを申し込むようにしましょう。
リフォーム内容が限定される場合がある
リフォーム一体型住宅ローンや、住宅ローンにリフォーム費用を組み込む場合、リフォーム内容が限定されることがあります。例えば、耐震性や省エネルギー性を向上させるリフォームが対象となることが多いです。
リフォーム内容によっては、住宅ローンに組み込めない場合もあるため、事前に金融機関に相談しましょう。
住宅ローン減税の対象となるリフォーム内容を確認する必要がある
住宅ローン減税の対象となるのは、一定の条件を満たしたリフォームのみです。例えば、耐震性や省エネルギー性を向上させるリフォーム、バリアフリーリフォームなどが対象となります。
住宅ローン減税を利用したい場合は、事前にリフォーム内容が対象となるかどうかを確認しましょう。
リフォーム費用を住宅ローンに組み込む前に知っておきたいこと
住宅ローンにリフォーム費用を組み込むことを検討している方は、以下の点も確認しておきましょう。
リフォーム内容や費用を事前に見積もる
リフォーム費用を住宅ローンに組み込むためには、事前にリフォーム内容と費用を見積もる必要があります。リフォーム内容が決まっていない場合は、リフォーム会社に相談して、見積もりを作成してもらいましょう。
見積もりを依頼する際は、複数のリフォーム会社から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
複数の金融機関から比較検討する
住宅ローンは、金融機関によって金利や返済期間、審査基準などが異なります。そのため、複数の金融機関から比較検討し、自分に合った住宅ローンを選びましょう。
金融機関のホームページやパンフレットなどで、金利や返済シミュレーションを確認することができます。
専門家への相談も検討する
住宅ローンは、人生において大きな買い物です。不安な場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみましょう。
専門家は、個々の事情に合わせて、最適な住宅ローンやリフォームの選び方をアドバイスしてくれます。
まとめ
リフォーム費用は、住宅ローンに組み込むことで、低金利で借入することができ、返済期間も長く設定できます。さらに、住宅ローン減税の対象にもなるので、税金面でもお得です。
住宅ローンにリフォーム費用を組み込むことを検討している方は、この記事を参考に、メリットと注意点などを理解した上で、自分に合った方法で夢のマイホームを実現させてください!