ベランダを部屋にリフォームして、リビングを広くしたり、子供部屋を増やしたり、趣味の空間を作ったりと、生活空間をガラリと変えたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際にベランダを部屋にリフォームしようとすると、費用や注意点など、わからないことがたくさん出てきますよね。
この記事では、ベランダを部屋にリフォームするメリットや目的別の活用方法、費用相場、そしてリフォームを行う際の注意点などを詳しく解説していきます。
ベランダを部屋にリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ベランダを部屋にリフォームするメリットと目的別活用方法
ベランダを部屋にリフォームすると、さまざまなメリットがあります。部屋の用途別に、具体的な活用方法を見ていきましょう。
リビング拡張で開放的な空間を実現
ベランダをリビングに組み込むことで、リビングをより広く、開放的な空間にすることができます。
リビングに隣接するベランダを部屋にすることで、部屋の採光も良くなり、明るく開放的な空間になります。
窓を大きくすることで、より外の景色を眺めながらゆったりと過ごせる空間になります。
子供部屋として、遊びや勉強のスペースを確保
子供部屋が足りない、子供が成長して個室が必要になったという場合、ベランダを子供部屋にリフォームすることもおすすめです。
ベランダを子供部屋にすることで、子供は自分だけの空間を持つことができ、勉強や遊びに集中できるようになります。
書斎やワークスペースとして、集中しやすい環境を作る
ベランダを書斎やワークスペースにリフォームすれば、集中しやすい環境を作ることができます。
自宅で仕事をする機会が増えている方や、静かな場所で勉強したい学生さんにとって、ベランダをリフォームして書斎やワークスペースにするのはおすすめです。
趣味部屋として、自分だけの空間を楽しむ
ベランダを趣味部屋にリフォームすれば、自分だけの空間を手に入れることができます。
音楽、読書、絵画、手芸など、さまざまな趣味を楽しむことができます。
サンルームとして、天候に左右されない空間を作る
ベランダをサンルームにリフォームすれば、天候に左右されずに過ごすことができます。
サンルームは、植物を育てるスペースとしても最適です。
ベランダを部屋にリフォームする費用相場
ベランダを部屋にリフォームする費用は、部屋の広さや用途、使用する素材によって大きく異なります。
ここでは、一般的な費用相場を、用途別に紹介します。
リビング拡張の場合:50万円~100万円
リビング拡張の場合、ベランダの広さや内装のグレードによって費用は大きく変わります。
2畳程度のベランダをリビングに拡張する場合は、50万円~80万円程度が目安です。
4畳以上のベランダを拡張する場合は、80万円~100万円程度かかることもあります。
子供部屋の場合:70万円~150万円
子供部屋の場合、リビング拡張と同様にベランダの広さや内装のグレードによって費用は異なります。
6畳程度の子供部屋を作る場合は、70万円~150万円程度が目安です。
書斎やワークスペースの場合:50万円~80万円
書斎やワークスペースの場合、子供部屋よりも広さは小さいため、費用も抑えられます。
2畳程度の書斎やワークスペースを作る場合は、50万円~80万円程度が目安です。
趣味部屋の場合:40万円~100万円
趣味部屋の場合、用途によって必要なものが異なるため、費用は大きく変わります。
例えば、楽器演奏用の防音室を作る場合は、防音工事の費用も必要になります。
サンルームの場合:40万円~120万円
サンルームの場合、使用する素材や機能によって費用は異なります。
一般的なサンルームの費用は、40万円~120万円程度です。
ベランダを部屋にリフォームする際の注意点
ベランダを部屋にリフォームする際には、いくつかの注意点があります。
事前に確認しておかないと、後から後悔する可能性もあります。
マンションの場合、リフォームができない場合がある
マンションの場合、ベランダは共有部分であることが多いため、リフォームができない場合があります。
リフォームを行う場合は、事前に管理組合に確認が必要です。
建築基準法や建ぺい率、容積率の制限に注意する
ベランダを部屋にリフォームすると、建築基準法や建ぺい率、容積率の制限を超えてしまう可能性があります。
リフォームを行う前に、事前に確認しておきましょう。
耐荷重を超えないように設計する必要がある
ベランダの耐荷重は、建築基準法で定められています。
部屋にすることで、耐荷重を超えてしまう可能性があるため、設計段階で確認が必要です。
固定資産税が上がる可能性がある
ベランダを部屋にリフォームすると、固定資産税が上がる可能性があります。
リフォームを行う前に、事前に確認しておきましょう。
隣家との境界線や日照権に配慮する必要がある
ベランダを部屋にリフォームすることで、隣家との境界線や日照権に影響を与える可能性があります。
リフォームを行う前に、事前に確認しておきましょう。
ベランダを部屋にリフォームする流れ
ベランダを部屋にリフォームする流れは以下の通りです。
1. リフォーム会社に相談する
まずは、リフォーム会社に相談しましょう。
リフォーム会社は、ベランダのリフォームに関する専門知識を持っているため、適切なアドバイスや提案をしてくれます。
2. 設計プランを作成する
リフォーム会社と相談しながら、設計プランを作成します。
部屋の用途、広さ、使用する素材などを決め、設計プランに反映させます。
3. 見積もりを作成する
設計プランに基づいて、見積もりを作成します。
見積もりには、工事費、材料費、諸経費などが含まれます。
4. 契約を締結する
見積もりに納得したら、リフォーム会社と契約を締結します。
契約書には、工事内容、費用、工期などが明記されます。
5. リフォーム工事を行う
契約が完了したら、リフォーム工事が始まります。
工期は、工事内容によって異なります。
ベランダを部屋にリフォームする際の選び方
ベランダを部屋にリフォームする際には、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが大切です。
リフォーム会社を選ぶポイントは以下の通りです。
実績豊富なリフォーム会社を選ぶ
実績豊富なリフォーム会社は、多くのリフォーム経験があり、技術力が高いと考えられます。
ホームページや口コミなどを参考に、実績を確認しましょう。
丁寧な説明と対応をしてくれる会社を選ぶ
リフォームは、高額な買い物です。
そのため、リフォーム会社は、工事内容や費用について、丁寧に説明してくれることが大切です。
アフターサービスが充実している会社を選ぶ
リフォーム後も、何かトラブルがあった際に対応してくれるアフターサービスが充実している会社を選びましょう。
複数社の見積もりを比較検討する
複数のリフォーム会社から見積もりを取り、比較検討しましょう。
見積もり内容や価格だけでなく、担当者の対応や会社の信頼性なども考慮しましょう。
自分の希望に合った会社を選ぶ
最終的には、自分の希望に合ったリフォーム会社を選びましょう。
まとめ
ベランダを部屋にリフォームすることは、住まいをより快適で、機能的な空間にするための有効な手段です。
この記事で紹介した内容を参考に、ベランダを部屋にリフォームしてみてはいかがでしょうか?